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コンピューター版 IELTS ライティングの練習法:タイピング、語数表示、60 分の本番練習

コンピューター版 IELTS では 2 つのタスクを画面で入力し、すみの語数表示を見ながら書き、スペルチェックはありません。本記事はそれを、語数のチェックポイント付き 20/40 練習、3 分のタイピング校正、そして IELTS ライティング 練習問題 解答付き の正しい使い方に変えます。

机の上で開いたノートパソコンの画面に白紙のページ、隣に小さな丸いタイマーと白い付箋の束
目次

IELTS ライティングは公開された 4 つの評価基準で採点され、そのどれもが手書きではありません。コンピューター版では 2 つの解答を画面で入力します。つまり、いちばん速く出てきた文がそのまま残り、指が起こしたミスが試験官の読む文になります。「評価基準とは何か」とは別の練習課題であり、本記事が扱うのはこちらのほうです。

試験画面についての記述はすべて、末尾に挙げた IELTS 公式および IELTS パートナーのページから取ったもので、いずれも 2026 年 10 月 29 日に読んでいます。タスク自体は変わっていません。2 つのタスクで 60 分、タスク 1 は 150 語以上、タスク 2 は 250 語以上で、タスク 2 の配点はタスク 1 の 2 倍です。コンピューターが変えるのは、この 60 分の使い方と、使いながら何を確認できるかです。

画面が与えてくれるもの

この形式では、問題文は画面の左、解答欄は右にあり、どちらのタスクから始めてもかまいません。解答は自動保存されるので、記録されたかどうかを確かめる時間は要りません。語数は解答欄の左下に表示され、画面上部のストップウォッチは残り 10 分と残り 5 分で点滅し始めます。

  • 入力のみ:解答は画面に入力する必要があり、構成を考えるときに使えるメモ機能は試験官には見えません。
  • 語数のリアルタイム表示:at least 150 words は曖昧な目標ではなく、画面から読み取れる数字になります。
  • 試験に組み込まれたタイマー:残り 10 分と 5 分で点滅するので、持ち込めないスマートフォンを見張る必要はありません。
  • 文字サイズと背景色の調整、さらにハイライトとメモ機能。時計が気になり始める前に画面を整えられます。
  • 公開されている機能一覧にスペルチェックはありません。入力ミスは、自分で残した時間の中で自分が見つけるしかありません。
  • 内容、問題の種類、時間、採点は紙の試験とまったく同じで、スピーキングは今も試験官と行います。

タイピングの癖が点数を落とす理由

紙で準備した受験者は、文法よりも 4 つのタイピングの癖で点を落とします。1 つ目は書き直しすぎること。同じ文を画面上で 3 回作り直すのは簡単で、最初の警告が点滅したときまだ 150 語に届いていないことがあります。2 つ目は「ほぼ正しい」つづり。重複した子音、短縮形で抜けたアポストロフィ、品詞を変えてしまう語尾。どれも道具が代わりに見つけてはくれません。3 つ目は急いで打った句読点。ピリオドが必要な場所のコンマ、そして最後まで分かれない段落。4 つ目は繰り返し。入力した文章は動かしやすいので、節ごと導入から結論へ引っ越します。

対策は気合ではなく算数です。1 分間の計測で自分のタイピング速度を出し、座る前に語数のチェックポイントを決めておきます。

チェックポイントが 2 つある 20/40 練習

推奨される配分はタスク 1 に 20 分、タスク 2 に 40 分です。タスク 2 は 2 倍の配点だからです。この配分を、画面から読み取れる 2 つの数字に変えます。20 分時点で 150 語、55 分時点で 250 語。最後の 5 分は新しいアイデアではなく校正に使います。

チェックポイント見えているべき状態遅れているときの対応
20 分タスク 1 が終わり、解答欄に 150 語以上タスク 1 を止めてタスク 2 を始める
30 分タスク 2 の構成が決まり、第 1 段落を入力済み構成を 3 点に絞る
45 分タスク 2 が 200 語以上結論を先に書き、中央を埋める
55 分250 語以上で結論まであるアイデアを足すのをやめて校正に入る
58 分入力ミスを修正済み下の 5 つのパターンだけを確認する

この数字の背景にある算数は厳しくありません。20 分で 150 語は、考えながら書いて毎分およそ 8 語。35 分で 250 語は毎分およそ 7 語です。入力が速い人なら両方を満たし、読み返す時間も残ります。入力が遅い人は、本番当日ではなく練習でその問題に気づけます。なじみのある段落を 1 分間入力して語数を数えてください。考える時間を見込んでその数字を半分にすれば、計画に使える自分の書く速さになります。

光るカーソルのある空白の解答パネルと、積み重なった 3 枚の設問カード、それをつなぐ矢印、上にある小さな丸い時計

入力した文章を 3 分で校正する

55 分以降の仕事は、アイデアを良くすることではなく入力ミスを見つけることだけです。次の順番で 5 つのパターンだけを探して、解答を一度読み返します。

  1. 抜けた、または重複した小さな語:冠詞、前置詞、複数の語尾。She go to work by bus every day. は三人称の語尾がないと正確とは見なされません。
  2. 短縮形と所有格のアポストロフィ:dont、the exams difficulty、そして its を書いてしまうところ(本来は it is)。
  3. 文全体を支えてしまっているコンマ:Car use rose sharply, bus use fell.
  4. 指が混同しやすい語形:economical と economic を取り違える、advise と advice を取り違える。
  5. 段落の区切り。画面が一つの文章の塊のままだと、試験官が探している構成が見えません。

抽象的な線が並ぶページの上に置かれた虫めがね、隣に積み重なった 3 本のチェックリスト、左に小さな丸いストップウォッチ

そのあと、解答が問いに答えているかを確認します。タスク 1 には主要な特徴を選ぶ概要文が必要で、タスク 2 には導入から結論まで保たれる立場が必要です。指示に答えなくなるところまで書き直した文は、修正ではなく 2 つ目の誤りです。

解答付きの練習問題はどこで使うか

IELTS ライティング 練習問題 解答付き が本番練習になるのは、条件が本番の画面と一致しているときだけです。タイマーを見える状態にし、解答は入力し、スペルチェックは切って、隣にスマートフォンを置かずに 1 タスクを解きます。そのうえで 4 つの基準(課題達成または課題対応、結束性と一貫性、語彙資源、文法の幅と正確さ)をそれぞれ採点し、そのあとではじめて自分の入力した解答を公式の解答例と比べます。

  • 解答例は表現ではなく構成のために読みます。どの文が概要を担い、書き手の立場が最初にどこに現れるかを見ます。
  • 不足している特徴を評価基準の言葉で名づけます。次の練習の目標を 5 つではなく 1 つにするためです。
  • 採点した入力済みの答案を残します。入力した答案を手書きの解答例と比べると、キーボードが生むミスだけが見えなくなります。

バンド 6 とバンド 7 のあいだで何が変わるかは、IELTS ライティングの評価基準ガイドで説明しています。多くの受験者がひとりで判断しにくい部分です。無料の IELTS ライティング添削がどんな誤りを示せるかを知りたい場合は、どこまで信頼するかを決める前にそのページを読んでください。

4 週間の練習計画

長い練習と短い練習を交互に置き、タイピング速度、校正、2 つのタスクすべてに時間を配ります。相手は要りません。キーボードと時計だけで足ります。

  • 1 週目:60 分の通し練習を 2 回と、1 分のタイピング計測を 3 回。基準になる速度を出します。
  • 2 週目:通し練習を 2 回。それぞれの直後に、入力したばかりの文章を 3 分で校正します。
  • 3 週目:通し練習 1 回と単一タスクの練習 1 回。タスク 1 とタスク 2 を交互に。
  • 4 週目:別の日に通し練習を 3 回。本番と同じ時刻に始めます。

スピーキングの練習も並行して続けてください。2 つの技能はそれぞれ採点されますが、習慣は重なります。考えを声に出して結論まで運ぶ、訂正に気づいて最初からやり直さず続ける。HiBay のアプリは AI との会話練習と、発音・文法・語彙へのフィードバックを提供しており、ライティングの練習の合間にも口頭のフィードバックが途切れません。

タスクだけでなく形式を練習する

入力するからといって 60 分は変わりませんが、その 60 分を何で満たすかは変わります。チェックポイントが画面から読める数字になれば、練習問題は度胸試しではなく、コンピューターが足した 1 つの技能の練習になります。決まった時間のなかで正確な英文を必要なだけ入力し、残った時間で自分のミスを見つけることです。

出典(いずれも 2026 年 10 月 29 日に閲覧):IELTS アカデミックのライティング形式、ブリティッシュ・カウンシルのコンピューター版 IELTS、IDP のコンピューター版 IELTS の仕組み。

よくある質問

20 分の時点で何語入力していればよいですか?

タスク 1 は 150 語以上が公開されている最低ラインで、その時点で磨き込むのではなくタスク 1 を離れるべきです。20 分で解答欄が 150 語未満なら、それでもタスク 2 に進みます。完成したタスク 2 はタスク 1 の 2 倍の価値があり、未完成のタスク 1 の損失はタスク 2 が丸ごと無い場合より小さいからです。同じ理屈で、2 つ目のチェックポイントは 55 分で 250 語になります。

コンピューター版 IELTS のライティングにスペルチェックはありますか?

公開されているコンピューター版 IELTS の機能一覧には、タイマー、メモ、ハイライト、文字サイズと色の調整、語数表示が挙げられています。スペルチェックは含まれていないので、つづりの誤りはすべて試験官に届くと想定して準備します。上の校正が全体の手直しではなく 3 分で見られる 5 つのパターンに絞られている理由も、練習問題をスペルチェックを切った状態で入力すべき理由もここにあります。

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