TOEIC スピーキング ライティング 練習問題|写真描写を4ステップで組み立てる方法
TOEIC スピーキング ライティング 練習問題の中でも、写真を使う第3問と第4問は準備45秒・解答30秒。ETS資料に基づく4ステップの型と10分間ドリルで、目についたものを並べるだけの解答から抜け出す方法を解説する。

目次
TOEIC スピーキングテストの第3問と第4問では写真が1枚提示され、2つのカウントダウンが始まる。TOEIC スピーキング ライティング 練習問題の多くは、カウントダウンだけを与えて手順を示さないため、受験者は固まってしまい、目についたものを並べるだけになる。この型は、その列挙を、4つのステップ、各ステップ用の文例集、10分間のドリルに置き換える。
事実関係は2026年11月2日に読んだETSの資料に基づく。例文はすべて創作した場面であり、ETSの写真ではない。
この問題で求められるもの
スピーキングテストは全11問、所要時間は約20分、スコアは0から200の範囲で報告される。第3問と第4問が写真を使う問題で、準備45秒、そのあとスピーキング30秒だ。
公表されている評価基準は、発音、イントネーションと強勢、文法、語彙、結束性。ハンドブックは最上位の帯を、写真の主要な特徴をとらえ、考えを一貫して表現できている解答と説明している。
この言い方がそのまま戦略になる。求められているのは主要な特徴を一貫して述べることであって、目録を作ることではない。6つの対象を6つの緩い文で述べても、2つの対象と1つの動作を1つの文で述べたほうには届かない。ETSはさらに、限られた時間の中でできるだけ多く話すことが有利になると付け加えている。
4ステップの型
| ステップ | その文の役割 | 文数 |
|---|---|---|
| 1 場面と人 | 場面を設定し、誰がいるかを示す | 1 |
| 2 主な動作 | 現在進行形の文を1つ | 1 |
| 3 詳細 | 動作を説明する詳細を2つ | 2 |
| 4 締めの一文 | 印象を述べる文で終える | 1 |
5つの文、話題は1つ。ステップ1と2が背骨になる。45秒は構造を選ぶには足りるが、単語を探しながら落ち着いて話し始めるには足りない。

ステップ1とステップ2
ステップ1は、現在形を使って場面を設定し、誰がいるかを示す。
This is a small office with two desks and a plant beside the window.There are three people in the picture: one customer and two staff members.
ステップ2は、現在進行形、つまりam、is、areと-ing形で主な動作を述べる。今まさに進行中の出来事に使う形だ。
A man in a blue shirt is writing on a whiteboard.Two women are talking across the counter while one of them holds a tray.
写真の状況があいまいなときは、同じ時制にクッション言葉を添えると流暢さを保てる。The man on the left seems to be waiting for his order.
ステップ3とステップ4
ステップ3は、動作を説明する詳細を2つ加える。1つは人物について、もう1つは場所について。
Behind him, a screen on the wall shows a chart.On the desk beside the window, there are papers and two coffee cups.
一貫性とは引き算だ。3つ目のアイデアが浮かんだら、いちばん弱いものを捨てる。動作に結びついた詳細は結束性として伝わるが、何にも結びついていない詳細は単なるリストとして伝わる。
ステップ4は要約であり、新しい対象を加える場ではない。
It looks like a normal weekday morning in a small company.Overall, the picture shows a team working through a busy morning.
難しい写真2パターン
空の部屋のようにほとんど動作がない写真には、進行中の出来事が存在しない。そこで、物の配置そのものが主語になる。
The room is empty and tidy, and everything is in its place.The chairs are pushed in, and the desk surface is completely clear.
市場や駅のような混雑した写真は、30秒では網羅できない。網羅しようとすると、あの慌てた列挙が生まれる。区域を2つ選び、それぞれで最も大きい対象を取り上げる。
In the middle of the picture, a man is loading boxes into a van.On the left, a woman is paying at a small stall.
3つ目の動作は、新しい話題を開くのではなく、締めの一文に折り込む。評価されるのは一貫性であり、網羅性ではない。
時間配分のルール
準備時間は語彙のためではなく、構成のために使う。手がかり語を3つ、場面、動作、詳細と決めて、合図と同時に話し出す。3秒黙ってから始まる良質な解答より、すぐに始まる解答のほうが自信があるように聞こえる。
4つのステップを話し終えても時計がまだ進んでいるときは、新しい話題ではなく、同じ動作についての詳細をもう1つ加える。
時制のグループは1つに保つ。場面は現在形、動作は現在進行形、締めも現在形。ここで最も多いのが過去形への切り替えで、文法は公表された評価基準でもある。言い直しもしない。時間を消費するうえ、ミスがそのまま残る。

10分間ドリルとチェックリスト
本番の問題では準備に45秒、スピーキングに30秒が与えられる。このドリルは、より切り詰めた構成を練習するものだ。
- 自分のギャラリーから写真を3枚選ぶ。
- 20秒だけ、手がかり語で構成を考える。
- 45秒間話して録音する。型が終わっても止まらず、ステップ3を延長する。
- 30秒だけ再生して、チェックリストに印をつける。
- これを繰り返し、最後に最も苦手な写真を1つ修正して録り直す。
| チェック | 合格条件 |
|---|---|
| ステップ1 | 場面と人が早い段階で示されている |
| ステップ2 | 動作が1つで、現在進行形 |
| ステップ3 | 詳細は2つ、5つではない |
| ステップ4 | 印象を述べる一文で締めている |
| 話し方 | 動詞の語尾や冠詞の抜けがない |
| 話し方 | 過去形への切り替えがない |
| 話し方 | ためらいと呼べる沈黙がない |
TOEIC スピーキングのスコアを報告するのはETSだけなので、これは自己チェックとして扱ってほしい。
冒頭でよくあるミスとその言い換え
There is a desk. There is a chair. There is a man.3つの文があっても動作がない。This is a small office, and a man is working at the desk by the window.を使う。I can see a meeting, it is in a room, the people are happy.コンマでつないだ節は動作をぼやけさせる。The picture shows a meeting in a small room, and the people look relaxed.を使う。- 母語で冒頭の一文を話すと、必要な秒数が削られる。公表されているゼロの帯は、英語がまったくない解答を対象にしている。
This is a small office.を使う。
言い換え例はどれも同じ形をしている。主語、動詞、場所を1つの文に収める形だ。ライティングの設問でも、後で同じ形を使う。写真に基づく一文が、文法と関連性で評価されるからだ。
よくある質問
写真描写問題には1問あたりどれくらいの時間をかけるべきですか?
公式の指示では、準備に45秒、スピーキングに30秒が与えられる。つまり1問あたり75秒がテスト時間として使われる。45秒は言い回しではなく型のために使い、30秒はすぐに始める5つの文のために使う。
どの写真描写の解答でも同じ文のパターンを使ってよいですか?
条件が1つあれば使える。この型は再利用できる骨組みであり、繰り返し使えば、受験者を固まらせる判断を取り除ける。再利用できないのは言い回しのほうだ。文法、語彙、結束性はすべて評価される。形はそのままに、接続語、主語、動詞を変える。

